きらら1月号[1/2]

「まんがタイムきらら」1月号の感想。
今回の表紙は「天然あるみにゅーむ！」。
きらら本誌は「けいおん！」の連載終了を始めとして作品の入れ替わり時期に入りつつあるようですが、その影響もあってか今回はかなりゲストの層が厚め。
新連載の「Rainbow☆Starbow」にも期待が持てますが、今回はお馴染みの作品の感想を中心にいきましょう。

ゆゆ式／三上小又
ゆずこサイドとアイちゃんサイド。この6人が全員揃うシーンって珍しい。
岡ちーは初期のトゲトゲしさが薄れてきましたね。アイちゃんが関わらなければ普通に友達？
ゆずこ達3人も大概だけど、ふみちゃんも十分ズレた感覚の持ち主だと思うｗ

あっちこっち／異識
「にゃんでれら」完結編。前回までの超展開からどうまとめるんだよｗ
「呪われたエフェクト」とか「空から女の子が！」とか、相変わらずニヤリとさせるネタが多いｗ
中盤4ページにわたって伊御王子様とつみきさんのときめきシーン。今回ばかりは姫っちの鼻血も頷けますｗ
この二人の会話、演技じゃなくて素で言ってるように見えるんですが、真相は果たして…？

うちのざしきわらしが／てっけんとう
光ちゃんはキレると怖い。学さんの周りには本当にろくな女性キャラが集まらないなｗ
夏子ちゃんのわらモノマネが本物よりうざいｗ
酔った大家さんとかひっくり返ったわらとか、もうどこから突っ込んだらいいのやらｗ

三者三葉／荒井チェリー
もうこの作品は葉子様が主人公でいいんじゃないかと思うぐらい、葉子様無双。
葉子様から山Gへの初めての感謝の言葉。
普通の作品なら最終回ムードですが、2コマぶち抜きまでしておきながらこれを全くいい話にしてくれないのがこの作品。（笑
山Gも葉子様も、そう簡単には変われませんよね。ｗ
あと、120ページの葉山ちゃんの顔は作品史上最も怖いと思うのですが。

かみさまのいうとおり！／湖西晶
あおり文に「神父さま、我慢の限界！？」ってあるけど、まりあの妄想癖にここまでずっと我慢してこれただけで十分凄いと思うのですが。
冒頭は久しぶりの鼻血連発でしたが、中身は普通にいい話。
山伏ちゃんのマフラー、いつぞやの補習でみんなで編んだあれですね。そう考えると感慨深い。
まりあって、鼻血さえなければ普通にいい子なんですよね。その欠点があまりに強烈過ぎるわけですがｗ

うぃずりず／里好
銀四郎さんの回想と今の思い。いよいよ話も佳境に入ってきました。
撫子さんの記憶、リズっちの記憶、そしてその二人を見守ってきた銀四郎さんの記憶。この運命はあまりに残酷です…。
「魚をおろすのなんて目をつぶってでもできますからねー」の回想シーン、かつて本編であったシーンなんですね。
読者にとっても、これまでの楽しかった生活を思い出させる重要なシーンだと思います。
そしてついに決断を下した銀四郎さん。次号、いよいよ最終回です！

かたつむりちゃん／今井神
バナナ妖怪・さっちゃん。バナナを新鮮な状態に戻すとか便利な能力だなｗ あくまでバナナだけだけどｗ
「バナナを食べたくなくなる話」って回りくどいことをｗ
しかしバナナにはなかなか欠点が見つからなかったｗ 最大の欠点はやっぱり「皮がすべりやすい」ことなのかｗ
アオイは「優しいのかバカなのか」って…どう考えても単にバカなだけだと思うぞｗ

Carat1月号[2/2]

まんがタイムきららCarat1月号の感想、2回目です。
前回「3作品」と言ったけど、短くまとめて一気に5作品紹介しちゃいましょう。

GA -芸術科アートデザインクラス-／きゆづきさとこ【センターカラー】
動物をデフォルメ化してみる。
キョージュさんと如月ちゃんの対比が面白いですね。
普段はあんまりいいとこなしの如月ちゃんだけど、こういう感性が問われるところは強いのか。
ノダちゃんが「高校最初の夏」って言ってたけど、ということは今までずっと1学期だったのか…？
てっきりサザエさん時空だと思ってたけど。

ゆゆ式／三上小又【ゲスト：まんがタイムきらら】
Caratでも信頼のわけのわからなさ。（笑
縁は「砂肝うま太郎さん」といい、ゆずことはまた違った独特の感性の持ち主なんだよなぁｗ
松本先生の反応がまたｗ 「ぬまたぬまお」ってｗ
「家がわりとお金持ちの者です」って自分で言うなよｗ

ウォーターガールズ／なぐも。【ゲスト／センターカラー】
これはカラーページの有効活用ですね！（何
ギリギリでいやらしくない絶妙なエロス、流石なぐも。さんです。
さて内容のほうはというと、水に浮くことすらできない女の子がひょんなことから水泳部に…というお話。
この「ひょんなこと」がまたかなり変わっているｗ
ちびっ子部長は見た目によらずかなりの実力者っぽいですね。
眼鏡の先輩についてのつっこんだ話は次回以降かな？

かためで！／shige
今回は本当に刀が全く関係ない話だったｗ
まのちゃんの部屋は忍者屋敷かｗ 扉絵の忍者の本は伏線だったのねｗ
暗闇といえば怪談というのはお決まりのネタですね。まのちゃんフリーダムだなｗ
マシュマロプリン…おいしそうですね（何

せいなるめぐみ／荒井チェリー
前回のラストで張られた「聖ちゃんは芸術が苦手」の伏線、すぐに回収されました。
愛の力でもどうにもならないこともあるんですよ、うん。（笑
草刈り機を構える聖ちゃん、マジでかっこいいですｗ
今回乙女ちゃんが出てこないなぁ…と思ったら、家のお仕事だったんですね。
さすが乙女ちゃん、着物姿似合ってます。相変わらずモノローグがおかしいけどｗ
久しぶりにみっちゃんの内面が描かれたような。この作品、やっぱり「家族」が重要なキーですよね。

さて次号から、このサイトでも注目していた永深ゆうさんの「ひとより××」と、かにかまさんの「もうダメかもしれない」が連載開始！
「Aチャンネル」のアニメ化情報も引き続き掲載、そして「ひだまり王決定戦」のレポート漫画をかにかまさんが描いてくれるというサプライズもあります。
年末年始、ますますキャラットから目が離せません。

Carat1月号[1/2]

まんがタイムきららCarat1月号の感想。
表紙・巻頭特集は引き続き、「Aチャンネル」のアニメ化情報。
制作の「Studio五組」は、GONZOの第5スタジオから独立して設立された新会社。
この作品がテレビアニメ初仕事だそうで、これからの情報にも期待しましょう。
というか、2ページ目のユー子さんがどう見てもはいてない…。（何

これで、キャラット発のアニメ化作品は、「ひだまりスケッチ」「ドージンワーク」「GA」に続いて4作品目。（かつて隔月連載されていた「けいおん！」も含めれば5作品？）
これらの作品と脇を固める定番作品が揃っていて、最近のキャラットは個人的にはきらら本誌よりも熱い感じ。
今月は、いずれも連載経験済みのシバユウスケさんとなぐも。さんのゲスト作品も加わり、なかなか華やかです。

キルミーベイベー／カヅホ
たまに出てくる「ソーニャを更生させよう」の回。「私と同じくらい立派な一般人」って、どの口が言うかｗ
ソーニャの「お前は私をどうしたいんだ」というセリフが実に的を射ているｗ
方向性が間違ってるのは今に始まったことじゃないと思うんだ…ｗ

ひだまりスケッチ／蒼樹うめ【センターカラー】
映画を見て創作意欲が刺激される…というと、アニメ2期の「裏新宿の狼 PART2」を思い出しますね。
宮ちゃんの「私が撮りたい映画」イメージがそのときとよく似てるものでｗ 小見出しの「J・C」は…勿論ジャッキー・チェンですね。今の女子高生には分からんだろうそのネタｗ
一方、ゆのっちのイメージは実にゆのっちらしくて…いい子ですよねぇこの子は。
しかし、今回の見どころはやはり、ヒロさんが沙英さんをグーで殴るシーンでしょう（笑

うらバン！ -浦和泉高等学校吹奏楽部-／都桜和
新入部員勧誘の作戦会議。もうそんな時期になったんですねぇ。
今回はゆみちゃんが本気で怒ってるシーンが印象的。
（衝撃的なシーンを直前に見ているからとはいえ）リーダーとしての自覚の表れなのでしょうか。
あさみんも何気に上達してるし、初期から比べるとみんな成長してるんですね。
「私より小さな子が入ってくるといいなぁ」というセリフ、「ひだまりスケッチ」のゆのっちを思い出す…ｗ

はい、今回は定番の3作品の感想でした。
次回は「GA -芸術科アートデザインクラス-」の動物のお話、きらら本誌の定番作品「ゆゆ式」、そしてなぐも。さんのゲスト作品「ウォーターガールズ」の感想をお送りします！

レンタルきゅーと(1)(2)

レンタルきゅーと(1)(2)
■ データ
作	白雪しおん
出版	芳文社
レーベル	まんがタイムKRコミックス
掲載誌	まんがタイムきららMAX
■ 公式紹介文
人と動物の合成獣「ハーフペット」。可愛いハーフペットと過ごして、疲れた心を癒しましょう！というのがレンタルペットショップ「レンタル・キュート」のコンセプトなのですが…!?　一癖も二癖もある動物っ娘が大集合！ 白雪しおんの贈る、ほのぼのファンタジー日記!!
■ キーワード
ケモノキャラ、日常生活、ほのぼの系
■ 評価（最大値は5）
ストーリー	★★☆☆☆
キャラ	★★★★☆
テンション	★★★☆☆
ギャグ	★★★☆☆
恋愛	★☆☆☆☆

「まんがタイムきららMAX」からこの作品をご紹介。
今年連載終了した作品ですが、実は初掲載は2004年です。1巻ではその辺の歴史も垣間見れる…？

●ハーフペットといっしょ
人間と動物の合成種「ハーフペット」が、人間と共存するとある世界のお話。
そこに存在するレンタルペットショップ「レンタル・キュート」にも、うさ耳やネコミミ、鳥型など、様々なハーフペットが所属しています。
彼女たちのお仕事は、レンタルしてくれたお客様を、家事や遊びなど様々な方面でサポートすること。
…なのですが、個性的なハーフペットが勢揃いで、お店はいつもてんやわんや！？
毎回一癖ある「お客様」も加わり、1話完結でハーフペット達の日常を楽しく描きます。

●かわいい＆楽しい、それが正義。
ハーフペット達は人間と同じ生活を送っていますが、動物の特性を反映してか、どのキャラもなかなか個性的。
オーソドックスな美少女系から、文字通りの「小動物」系、はたまたお姉さま方に人気のイケメンホスト系など、いろんな系統のキャラが揃っています。
個性派揃いのハーフペット達に店長（人間）は頭を悩ませますが、当の本人たちは（本能なのか）どこまでもお気楽。
かわいい絵柄でほのぼの日常、そして動物ならではのギャグの数々。
まさに萌え4コマの王道、かわいくてフリーダムな彼女たちから目が離せません！

きらら12月号[2/2]

まんがタイムきらら12月号の感想、2回目です。

かみさまのいうとおり！／湖西晶
一難去ってまた一難。文化祭のメイド喫茶、今度はたまもさんがやってきた！？
まりあはついに、コマの外に鼻血を吹く高等テクニックを身に着けたｗ
たまもさんはナチュラルに痴女発言をするから困るｗ 「頭上をミサイル通過」って上手いなｗ
黒野先生、そんなところにいたのか！ｗ 当然谷先生も一緒ですねｗ
たまもさんは人の感情を読むのは意外に鋭いのか？
「メイドにはお仕置きが必要ですかね」って神父さん、あなたも前に（成り行きとはいえ）ホストやってましたよね？ｗ
メイド服のまりあもいいけど、やっぱりまりあは修道服が一番似合ってるなぁ、と改めて思う（何

うぃずりず／里好
一行、異国の地でついにリズっちと再会。ひのきの関節技は照れ隠しですよね！ｗ
お師匠さんどさくさに紛れて何てこと言ってんだよｗ
おじいちゃんにも、故郷の人たちにも気を遣うリズっち。前からそうだけど、この子はイイ子すぎるんですよねぇ。
イズっちとリサちゃんはポジション争い。似た者同士だなぁｗ
「ココだって日本だって、同じ土地の上なのよ」…これは深い言葉ですよねぇ。初期の黒杉さんからは想像もつかないｗ
そして、最後のページの流れが切なすぎて…
別れがつらいのは当然だけど、それでもリズっちの前で涙を見せなかったのは、子供心に親友を悲しませたくなかったからでしょうか…。
リズ自身が下した判断、それは一体…？

Sweet Home／やまぶき綾【最終回】
伊織君に結婚の約束を忘れられていたと感じた陽向は、実家に帰ってしまい…落ち着かない一同。わか姉もやっぱり心配なんですねｗ
「婚約指輪」のことを思い出し、「窓から」家に入ろうとする伊織君…陽向父怖ぇｗ
（このシーン、陽向が伊織君を引き上げて部屋に入れたとすると、「男に触れられない」性格は完全に克服されたということかな？）
「お前がそばにいないと寂しいんだ」という台詞、これはきっと伊織君だけじゃなくて、一同全員が思っていることなんでしょうねぇ。
奈々がこんなに泣くとは。何だかんだ言って本当に仲がいいんですね。
そして…またいつもの日常へ。相変わらず伊織君と陽向はラブラブですねぇｗ もう本当に結婚しちゃえよ！ｗ
まだまだいろいろ問題はありそうだけど、きっと今後もこの一家は幸せにやっていくでしょう。

連載お疲れ様でした！

相沢家のえとせとら／真未たつや
久しぶりにこのえちゃんの本気（百合的な意味で）を見たｗ
お風呂場の脱衣場で二人っきりで停電。何と危険なシチュエーションｗ
「たくさん粗相してご迷惑かけてしまったというのに」って、一応自覚はあるんだねｗ
自分の愛のためならその身を犠牲にもするこのえちゃん…末恐ろしいｗ
最後の空姉の悲劇は、きっと作者の体験談でもあるに違いない…ｗ

さて、次号の表紙は「天然あるみにゅーむ！」。
そしてBeLLさんの「Rainbow☆Starbow」が新連載でスタートします。
いよいよ、今年最後のきらら本誌…ですね！

きらら12月号[1/2]

まんがタイムきらら12月号の感想です。
今回の表紙は、三上小又さんの「ゆゆ式」！
この表紙のデザイン、ゆゆ式の雰囲気にも合っていていいですねぇ。
巻頭特集は引き続き、アニメ「けいおん！！」の誌上プレイバック。
そして本誌でも映画化の告知です！ 情報を待て！

ゆゆ式／三上小又【巻頭カラー】
膝をいたわれ＝自分を大切にしろ＝お坊さん≠女子高生。
「唯ちゃんよろこば　せる蔵です」と「あー ねたい」の温度差に吹いたｗ
唯も引くなんて…縁は一体どんな酷いことを言ったんだ（汗
「おへそに指突っ込んでぐりぐり」も…想像すると気持ち悪いｗ
ゆずこのツッコミはただの「強いアドバイス」ｗ 「二枚はおれ！」ってボケの台詞だろｗ
やっぱりゆずこがボケ、唯がツッコミというのが一番安心できるパターンですよね。

あっちこっち／異識
王子様にかけられた呪いを解くために奔走する、「にゃんでれら」ことつみきさん。
赤ずきん（佳奈やん）＆白雪姫（咲さん）と合流…これは一体何のPT（パーティー）なんだｗ
魔法の鏡（京谷さん）は当然のごとく、白雪姫から暴言を吐かれ、割られかけ、さらには武器として使われる始末。さすが京谷さんだ！ｗ
つみきさんの音響攻撃は全体攻撃かｗ これは読者も想像するだけでダメージ受けるぞｗ
真宵魔女が実にうさんくさいｗ 音速を超えるかぼちゃは危険だｗ
というわけで、「王子にちゅー」をして呪いを解くために、一行は一路お城へ。…この話、どうやって収拾つけるんだろう！？ｗ

三者三葉／荒井チェリー
今日は体育祭。当然、葉山ちゃんにとっては憂鬱な一日であるｗ
双葉はパン食い競走。そりゃ誰でも分かるわｗ
「選べというのか、この中から…っ」の場面、双葉なら全部食べてゴールするぐらいやりそうだと思うｗ
葉山先生は運動に関してはミラクル連発だなぁｗ 西山さんも…あんたら似た者同士だなｗ
薗部さんと西川パパ、ごく自然に入ってくるなよｗ こっそり写真撮影してる山Gは…いつものことかｗ
辻妹は成り行きで葉子様と二人三脚。妹はころころ表情が変わってかわいいなぁｗ …まぁ、当然身長差のせいでうまくいかないわけですがｗ
葉子様の西山さんに対するイメージは相変わらずひどいｗ 「ちっちゃい人」って…器のことかｗ

うちのざしきわらしが／てっけんとう
夕美さんが最初からごく自然にいるしｗ ついに学さんから「詐欺師の類」って言われたｗ
わらの目は節穴ｗ 確かに次のページを見たらそう思うわｗ
「面白かったので合格です」ってそれでいいのかよｗ
「毎日上がりこんでカレーを作る」ってただの嫌がらせじゃないかｗ はっちゃんにとってはご褒美だけど…ｗ
夕美さんはこれでも好意でやってるんだろうなぁ。軽く脅迫のような気もするがｗ

ねこみみぴんぐす(2)

ねこみみぴんぐす(2)
■ データ
作	まりも
出版	芳文社
レーベル	まんがタイムKRコミックス
掲載誌	まんがタイムきららCarat
■ 公式紹介文
卓球部のねこみみ女子高生・小春ひよりは、なかなか試合に勝てないけど、いつもめげずに一生懸命！最初はひよりのみみにばかり注目していた仲間、ライバルたちもそんな彼女の姿勢に感化されて…。ねこみみ少女の奥にある真の魅力を描く青春ねこみみ4コマ、ついに最終巻!!
■ 評価（最大値は5）
ストーリー	★★★★☆
キャラ	★★★☆☆
テンション	★★☆☆☆
ギャグ	★★★☆☆
恋愛	☆☆☆☆☆

「まんがタイムきららCarat」発・異色の「ねこみみ＋卓球」4コマ。
1巻が出てから間もないように感じてしまいますが、あれから約1年の連載を経て、堂々の完結です。
巻数は少ないですが、内容は濃いですよ…！

●ねこみみ卓球少女、大会に出場！
卓球部のねこみみ少女・小春ひよりは、腕は未熟ながらも仲間達と一生懸命練習中。
そんなひより達は、練習の成果を試すべくついに県大会に出場することに！
並み居る強豪たちを相手に、ひより達は勝ち進むことができるのか？
ひよりと仲間たちの卓球にかける青春を、今巻も4コマという限られた空間の中で描き出します。

●ライバルとの戦い、そして…
今巻のストーリーのメインとも言えるのが、上でも挙げた県大会編。
大会で多くの（個性的な）ライバルが登場するのはスポーツ漫画の常ですが、そこはこの作品。
ライバル達もひよりのねこみみの誘惑には勝てないようで、試合の合間にねこみみを触りに行こうと乱心（？）することも…。
一方で、普通の4コマ漫画ではなかなか描かれないような、お互いの全力でのぶつかり合いを見られるのもこの作品らしい特徴。
最初はひよりの腕の未熟さを見下していたライバル達も、試合を通じてそのひたむきさを認めていく…という、いわば正統派の青春漫画らしい流れです。

きちんと萌え4コマでギャグを成立させながらも、根本に流れる熱さ、一生懸命ぶりは失われていない。
それは絵柄にも言えることで、緻密な線で描かれたシリアスな絵柄と、思い切りかわいくデフォルメされたギャグ絵がしっかり共存している。
それがこの作品の魅力なのだと、改めて感じさせられます。

ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編・第2話

特別編・後編も前後半の2本立て。
前半は原作からのゆのっち帰省編、後半はアニメオリジナルでバベキュのお話です。
そして今回も、「あの人」が大活躍しますよ…！？