あにけん(3)

あにけん(3)
■ データ
作	高野うい
出版	一迅社
レーベル	4コマKINGSぱれっとコミックス
掲載誌	まんが4コマKINGSぱれっと
■ 公式紹介文
学年が上がって、アニメ研究部にも新しい部員が加わって気分も一新！？ とはいきませんが、顔ぶれが変わってそれぞれの関係性に少しずつ変化が見えてきたような、ないような…。 そんな相変わらずマンガを読んだり、アニメの話をしたりなアニメ研究部から のんびりオタライフをお贈りするちょっと身近な文化系４コマ『あにけん』第３巻、 スピンオフ作品『あねけん』第２巻と一緒に登場です！！
■ ジャンル
学園、アニメ、同人
■ 評価（最大値は5）
ストーリー	★★☆☆☆
キャラ	★★★☆☆
テンション	★★★☆☆
ギャグ	★★★☆☆
恋愛	★★☆☆☆

今回の高野ういさんの単行本は、なんと3冊同時発売！
というわけでまずは1冊目、いってみましょう…！

●メンバーは変わった。活動内容は…？
相変わらずオタトークやゲームなどグダグダな活動をしていたアニメ研究部ですが、年度末を迎え、3年生の南郷部長が卒業。
代わって新部長に就任したのは、（一応）主人公の大谷地君…ではなく、無口系ツインテロリっ娘の志乃ちゃんでした。
さらに、新1年生でゲーマーの「新道りん」と、同人作家の「麻生刹那」が入部。
2人が入部したのには明確な目的があるようで…？
そんなわけで、部内のパワーバランスは変わったけど、活動内容はなんら変わらないあにけん部。
今回も引き続き、アニメや漫画好きなら共感できそう（？）なネタ満載です。

●南郷部長は偉大だった…
1年目のあにけん部との大きな違い、それはやはり南郷部長が不在なところでしょう。
南郷部長の時代は、ネタを求めて部員をコスプレさせたり、イベントに行ったりとやりたい放題。
平岸君が回想で「あの人は漢だった」というのも納得できます（笑
良くも悪くも、大きな存在感を残していった人でしたねぇ。
彼女が卒業して全体にイロモノ度が薄くなったように感じられるあにけん部ですが、果たして新1年生はそれに負けない存在感を発揮できるのか？
これからに期待です。
まあ、一番存在感がないのは大谷地君だけど（汗

未確認で進行形(1)

未確認で進行形(1)
■ データ
作	荒井チェリー
出版	一迅社
レーベル	4コマKINGSぱれっとコミックス
掲載誌	まんが4コマKINGSぱれっと
■ 公式紹介文
１６歳の誕生日を迎えた小紅のもとに やってきたのは影の薄い許嫁の白夜と、幼女で小姑な真白だった！？ 突然の事態に混乱する小紅 そこへシスコン全開な小紅の姉・紅緒まで加わって 事態はもはや収拾不可能！？ 特別な日の特別な出会いから始まるハートフルお茶の間４コマ はじまりはじまり！！
■ ジャンル
ラブコメ、ホームコメディ
■ 評価（最大値は5）
ストーリー	★★★★☆
キャラ	★★★★☆
テンション	★★★☆☆
ギャグ	★★☆☆☆
恋愛	★★★☆☆

荒井チェリーさんの新作のヒロインは…16歳のお嫁さん！？
前作「いつかまたかえる」に続き、一迅社の「ぱれっと」からの作品です。

先月発売の「せいなるめぐみ」もよろしくね！

●一つ屋根の下、姉と許婚と小姑と。
夜ノ森小紅は、巨乳安産型で家事全般が得意なことを除けばごく普通の少女。
そんな小紅の16歳の誕生日に、彼女の許婚と名乗る少年・三峰白夜が現れた！？
さらに白夜の妹（要するに小姑）・真白も転がり込んできて、奇妙な同居生活がここにスタート。
微妙に変態趣味の持ち主な姉・紅緒も首を突っこんできて、小紅の日常は波乱の連続。
パニックに陥りながらも、少しずつ白夜のことを理解していこうとする小紅ですが、そこには彼女が忘れていた幼少期の出来事が絡んでいるようで…？
ドタバタ生活の中にもラブコメ要素あり。
小紅と白夜の関係を「モゾモゾニヨニヨ」（作者談）しながらお楽しみください。

●影は薄いけどいい奴なんです
この手の作品は男の主人公のもとに女の子がやってくるというのが多いのですが、本作はその逆をいくガール・ミーツ・ボーイ型。
許婚の白夜さん（男だけど大人っぽく“さん”付けしたくなるキャラです）は、長年鄙びた田舎で暮らしてきたせいか、口数が少なく影も薄め。
しかし、口を開けば小紅ちゃんへの思いは本物だったりします。いわゆる「素直クール」に当たるのか？
ナチュラルにイケメンです。直球です。

で、小紅ちゃんの姉の紅緒さんはというと、こちらは期待を裏切らない（荒井チェリーさんの作品ではお馴染みの）残念美人タイプ。（笑
学校では品行方正な生徒会長をしていますが、実はシスコン気味の変態趣味持ち。
その矛先は幼女小姑の真白ちゃんにも及び、二人の間で繰り広げられるドタバタも、この作品の見どころの一つでしょう。

ラブコメなんだけど、恋愛の進展は遅め、でもネタは盛りだくさん。
ドタバタでギリギリ、でもかわいらしく仕上がっている、この空気は荒井チェリーさんならではだと思うのです。

今日もサツキ晴れ！

今日もサツキ晴れ！
■ データ
作	ストライク平助
出版	一迅社
レーベル	4コマKINGSぱれっとコミックス
掲載誌	まんが4コマKINGSぱれっと
■ 公式紹介文
ストライク平助先生の初単行本！ 自称･天才の「松戸博士（まつど･ひろし）」によって「殺人アンドロイド」として作られた「サツキ」は、ちっとも「殺人アンドロイド」じゃなくて…。 自称・博士のライバル「八ツ崎倍男」や「倍男」に献身的に尽くす、強化クローン人間「キャプリコン」などと繰り広げられる一大恋愛叙事詩（??）がここに!?
■ ジャンル
SF、学園、ラブコメ
■ 評価（最大値は5）
ストーリー	★★★★☆
キャラ	★★★☆☆
テンション	★★★★☆
ギャグ	★★★☆☆
恋愛	★★★☆☆

「春風いちばんっ」の前作に当たるこの作品。
実は「ソーダ屋のソーダさん。」などと並んで、ぱれっとコミックス初の単行本化作品の一つだったんですね。
「春風～」の紹介から少しブランクが空いてしまいましたが、この機会に紹介しておきましょう。

●気になるあの娘は…「殺人アンドロイド」？
自称・天才科学者の高校生・松戸博士（まつどひろし）は、両親を死に追いやった人物に復讐するために殺人アンドロイドの「サツキ」を製作。
しかしこのサツキ、自分から攻撃しようとはしないという、「殺人アンドロイドとしては」欠陥品。
結局見た目も心も「普通の女の子」そのもののサツキは、松戸の一番近くにいる女性として過ごしていくことになります。
松戸の（自称）ライバルの八ツ崎倍男や、彼の作った強化クローン人間の少女「キャプリコン」などの周囲の人物と接していくうちに、松戸のすさんだ心も次第に変化していって…？
破天荒なギャグ展開と巧みな心情描写によって繰り広げられる、ラブコメ風味の作品です。

●アンドロイドだって恋をする
この作品は前半部と後半部で大きく展開が変わります。
前半は主に松戸とサツキ、八ツ崎とキャプリコンの4人で繰り広げられるギャグ展開。
サツキに一目ぼれした八ツ崎が空気を読まずにちょっかいを出し、そんな八ツ崎を「マスター」と呼んで慕うキャプリコンはサツキに嫉妬したり…という、明るい（？）ラブコメ展開。
しかし松戸の先輩である「草田いちご」、そして長い間松戸家に姿を見せていなかった松戸の姉が現れてから、物語は一変。
松戸とサツキはそれぞれ自分の気持ちに悩むようになっていきます。
果たして、人間とアンドロイドの間に愛はあるのか…？
ギャグ一辺倒のように見えて、実はけっこう骨太なストーリー展開だったりします。

まんがらない。(1)

まんがらない。(1)
■ データ
作	高内優向
出版	竹書房
レーベル	バンブーコミックス WIN Selection
掲載誌	まんがライフWIN
■ 公式紹介文
原稿頑張る…明日から！ マンガ家半熟タマ娘(ゴ)たちの、ゆるゆるトキワ荘ライフ♪
■ ジャンル
漫画、日常
■ 評価（最大値は5）
ストーリー	★★☆☆☆
キャラ	★★★★☆
テンション	★★★☆☆
ギャグ	★★★★☆
恋愛	★☆☆☆☆

「まんがライフWIN」は竹書房で公開されているweb4コマ漫画サイト。
毎月数点のオリジナル作品が更新されており、最新作を誰でも無料で読むことができます。
その単行本化レーベルが「WIN Selection」で、本作はその中で初めての単行本化作品のひとつです。
興味のある方はまずはwebコミックでご覧あれ。

●トキワ荘？ …いいえ、「オトキタ荘」です。
漫画家志望のはなとその友人・かの子が住むことになったアパートは、「トキワ荘」ならぬ「オトキタ荘」。
そこには同じく漫画家を目指す女の子2人が住んでいました。
こうしてはなの漫画家としての長い道のりが始まった！
…とは、ならないのがこの作品。
ネタはあるけど漫画は描かない、そんな「まんがをがんばらない」＝「まんがらない」グダグダ生活を描く作品です。

●これぞ王道ストーリー？
はなは自称「漫画家志望」で全く漫画を描かない割には、漫画のネタについての知識はやたら豊富。
日常生活で起こるいろんな出来事（誕生日とか風邪の看病とか…）に、漫画の王道ネタを絡めて盛り上げようとしてきます。
他の同居人は当然辟易したりツッコミを入れたりするわけですが、こちらも漫画を目指す者として（？）一癖も二癖もあるキャラが揃っているので、話はどんどんおかしな方向に。
唯一の非漫画人のかの子は、そんな風景をあきれた様子で見ている…といった具合です。（笑

女の子たちがわいわいがやがや、というのは最近よくある4コマ漫画のスタイルだけど、ポップでかわいい絵柄ながらここまでクセのあるキャラばかり集めた作品はそう無いんじゃないかな？

発売日カレンダー：7月～8月

さて、今月も発売日カレンダーですよ。
今回もぱれっと勢が多めです。

[7/22] 未確認で進行形(1)／荒井チェリー
ぱれっと本誌より。「せいなるめぐみ」に続いて、荒井チェリーさんの単行本2ヶ月連続発売の2冊目です。

[7/22] あにけん(3)／高野うい
ぱれっと本誌より。
昨年「あにけん」2巻と「あねけん」1巻が同時発売されましたが、今年も同時発売です。
原作は南郷部長が卒業したようですが…？

[7/22] あねけん(2)／高野うい
そんなわけでこちらも同時発売です。ぱれっとLiteより。
しかし、高野ういさんの作品がこの日にもうひとつ…

[7/22] 桜色デイズ(1)／高野うい
こちらは竹書房「まんがくらぶ」の連載作品。
単行本作業お疲れ様です…！

[7/27] 二丁目路地裏探偵奇譚(4)／コバヤシテツヤ
きらら本誌連載作品、こちらは最終巻です。
表紙はヴァニラさんじゃなかったか…！

[7/27] ひろなex.(3)／すか
きららMAXより。久々の単行本ですね。
探険しているようでしていないような探検隊漫画（？）

[7/27] ラジオでGO!(3)／なぐも。
きららCaratより、こちらも最終巻。
3巻掲載分はラブロマンスあり進路相談あり、それぞれの人間模様が色濃く描かれています。

[8/26] かたつむりちゃん(4)／今井神
きらら本誌でひときわ異彩を放つ（？）ギャグ漫画。
首なし地蔵やメリーさんといった、お馴染みの妖怪が今回もたくさん登場です。

[8/26] けいおん！アンソロジーコミック(3)
あっという間に3巻発売のけいおんアンソロ。
今回は「きららMAX」でのアンソロジー企画での掲載分も収録されるとのこと。

ふら・ふろ(3)

ふら・ふろ(3)
■ データ
作	カネコマサル
出版	芳文社
レーベル	まんがタイムKRコミックス
掲載誌	まんがタイムきららCarat
■ 公式紹介文
アパートの管理人をして過ごすナツとハナ。相変わらずの極貧生活は続くけど、スーパー幼児の師匠も不幸呼び寄せ体質のアオちゃんもいるし、それなりに毎日幸せ。明日も明後日もその先も平坦で平凡、だがそれがいい。
■ ジャンル
日常、シュール、1ページコミック
■ 評価（最大値は5）
ストーリー	★★☆☆☆
キャラ	★★★☆☆
テンション	★★☆☆☆
ギャグ	★★★☆☆
恋愛	★☆☆☆☆

今月発売のKRコミックスからもう1作、カネコマサルさんのこの作品を。
こちらは3巻で完結です。

●ゆったり流れる、アパートの日常
アパートの管理人・ナツとハナは今日も極貧生活。
暖房器具は買えないし、食べるものにも困る日も。
それでもアパートの住人でスーパー幼児のお師匠や薄幸女子高生のアオちゃん、さらには豪快な性格の大家さんや姪っ子のさっちゃんも登場し、楽しく生活しています。
そんなアパートの日常をちょっとシュールに描き出す、1ページコミック作品です。

●最後の1ページまで日常です。
この作品で描かれるのは、ごく普通の日常のワンシーン。
大家さんがたまにトラブルを持ち込んでくることはありますが、基本的に大きなことは起こらず、特に新しいことは何もしません。
どこにでもありそうな風景なのですが、ちょっとコマ割や台詞回しを工夫するだけでこんなにも面白くなる。
このスタンスは最終話まで変わらず、最後までいつも通りの平凡な流れで、というのがいかにもこの作品らしい終わり方だと思います。

せいなるめぐみ(1)

せいなるめぐみ(1)
■ データ
作	荒井チェリー
出版	芳文社
レーベル	まんがタイムKRコミックス
掲載誌	まんがタイムきららCarat
■ 公式紹介文
姫カットに縦ロールでごきげんよう――な、超お嬢様学校出身の女の子・聖。高校からは、地元穂海市の公立学校（しかも共学!）へと通うみたいですが、果たして馴染めるのでしょうか……なんて、そんな心配は一切無用!! ひよりに光正、乙女のトリオを巻き込んで、今日も聖は大暴れ！荒井チェリーの描く新感覚ラブコメ、第1巻登場です!!
■ ジャンル
学園、日常、ラブコメ（？）
■ 評価（最大値は5）
ストーリー	★★★☆☆
キャラ	★★★★☆
テンション	★★★☆☆
ギャグ	★★☆☆☆
恋愛	★★★☆☆

荒井チェリーさんの新作のヒロインは…男前なお嬢様！
既存の作品からは舞台も新たにスタートです。

ちなみに来月はぱれっとコミックスから「未確認で進行形」も発売予定、バナーキャンペーンもやってます！

●幼馴染みが再集結…なのですが？
資産家の箱入り娘でお嬢様学校出身の刑部聖は、高校からは心機一転、地元の公立高校へ入学。
そこで聖ちゃんは彼女のいとこのひよりちゃんに再会するとともに、ひよりちゃんの幼馴染みの少年の光正君にも出会います。
聖ちゃんに一目惚れしてしまった光正君ですが、お嬢らしからぬ自由奔放な聖ちゃんの言動に光正君はタジタジ。
ひよりちゃんと聖ちゃんの関係も、口げんかが絶えない腐れ縁。
不思議系お嬢様の乙女ちゃんも仲間に加わり、4人の関係は複雑になっていき…？
ラブコメなのにヒロインに全くフラグが立たない（？）、賑やかで楽しい学園生活を描く作品なのです。

●残念美人は仕様です。
荒井チェリーさんの作品といえば「三者三葉」や「ハッピーとれいるず！」など、主要キャラの性格がことごとくズレまくっているのが定番ですが、この作品も負けてはいません。
ヒロインの聖ちゃんはお嬢でありながらズバズバ物事を言う男前。
育ての親の恵さん（男性）にゾッコンで、彼のこととなると盲目になる、ちょっと危ない女の子。
ひよりちゃんは主要キャラの中では一番まともだけど、聖ちゃんに対してはやたらうるさいちびっ子。
3人の女の子に囲まれて何気においしい位置にいる光正君は、今流行り（？）のヘタレ草食系男子。
憧れの聖ちゃんにも（＋他の女の子たちにも）異性扱いされない、かわいそうな人です…。
そして乙女ちゃん、彼女はおとなしそうだけど、実は聖ちゃんをお嬢様としてライバル視。
…と思いきや、中盤で突然百合趣味に目覚めてしまい、それ以来モノローグが大変なことになっています。
無口無表情という点で、「三者三葉」の薗部さん、「ハッピーとれいるず！」の亜胡ちゃん系統を連想します。

こんな4人が集まったのだから、何かが起こらないわけがない！（笑
会話が成り立ってるようで実はすれ違ってばかり、そんな4人の楽しくてちょっとズレた日常をご堪能あれ。

えこぱん(2)

えこぱん(2)
■ データ
作	米田和佐
出版	一迅社
レーベル	4コマKINGSぱれっとコミックス
掲載誌	まんがぱれっとLite
■ 公式紹介文
小さな頃からヒーローが大好きで、大きくなったら自分がヒーローになることを疑わなかった少女・瑛己。 高校生になった彼女は学園を守るヒーロー「エコー」として人助けや悪者退治に奔走する毎日を過ごしていた。 幼なじみの春花や、風紀委員長のしおり、ローカルヒーロー好きの美月を次々仲間に巻き込んで繰り広げられるヒーローライフ。第２巻ではどうする？どうなる！？
■ ジャンル
学園、部活、日常
■ 評価（最大値は5）
ストーリー	★★★☆☆
キャラ	★★★★☆
テンション	★★★★☆
ギャグ	★★★☆☆
恋愛	★☆☆☆☆

今月のぱれっとコミックス、3冊目は米田和佐さんのこの作品。
これも2巻完結でした。

●戦えエコー！ 舞台は学園だ！
ヒーロー大好き少女・瑛己は、学園のヒーロー「エコー」として今日も活躍中。
装いも心もヒーローとなって突き進むエコーに、親友の春花はいつも振り回され通し。
実はアメコミ好きの風紀委員長や、ちょっと影が薄くて不思議系のちびっ子といった仲間も加わり、学園ヒーロー部こと「えこぱん」部の活動は順調（？）に進んでいました、が…。
そこに登場したのは悪の女幹部「キラーアイ」（を自称する少女）！
彼女は学園を恐怖のどん底に陥れることを目論み、活動を開始。
果たしてエコー達は学園に平和を取り戻せるのか！？
…というシリアスな展開は微塵も無い、お気楽ヒーロー4コマです。

●ヒーローのある日常、ということ
第2巻のストーリーはヒーロー同士の仲間割れと仲直り、そして悪の組織との最終決戦…というヒーローものの王道的な展開。
しかし勿論これはただの学園漫画なので、実際には大したことは起こっていません（笑
学園のありふれた日常も、エコーの手に掛かればハラハラドキドキの大展開へとスケールアップ。
最初はエコーの扱いに苦労していた春花も、最近はその展開を密かに楽しんでいるようで…。
学園でヒーローが活躍する、そんな日常も楽しいんじゃない？

あと、お色気要素は今回も健在。
もちろんよい子のヒーローなので、健康的なお色気、ですよ？（笑